PC98XXという 電子カラクリ箱 | 虫食い林檎と車のある風景

PC98XXという 電子カラクリ箱

オイラが初めてコンピュータに出会ったのは、
中学校だったか、高校だったかの頃。
当時、物理の担当の先生が使っていたのがソレだった。
NEC製PC-9800とか言う名前の8ビット?のPCで
フロッピーのでっかいヤツが前面についていたっけ。
んで、その裏から何やらコードがいっぱい出てて、
手作りのムキ出しの機械に繋がっていた。
その頃って、自動販売機でお札が使えなくって、
お店のレジも「ガチャガチャ、チ~ン」で(笑)
コンビニも町に1軒あるか無いかって時代でサ。
あ、「ガチャガチャ、チ~ン」って若い人は通じないか。
これでイメージ湧く人って確実にオーバー35歳って事ヨ。
((爆笑))

話は戻って、
PCの画面には英語みたいなのと、数字でびっしりで、
何の色気も無かったなぁ。
DOSの画面表示だったのかもしれないけど、オイラは完全に
拒否反応だった。見ても意味不明だったし。
でも、物理の先生に呼ばれて手伝いをするとコカ・コーラを
もらえるんで、喜んで手伝ってたの。
厚めの紙にマス目が印刷してあるカードを裁断機で切る仕事。
んで、
切ったカードをムキ出しの機械に束で入れると
機械の反対側からビシバシとカードが飛び出る。
「なんナンだ?これは?」とばかりに飛び出る散らかる(笑)
まだこの時はこの機械のテストをしてた様子だった。
後日、
物理のテストの時に切ったカードが配られた。
答案用紙だった・・・
今で言うと「ナンバ-4」とかのマークシート形式だった。
「ムキ出しの機械」は答案用紙を読み取りする機械・・
え~~~~~~~!
オイラは自分のテストの準備を手伝ってたの?(/_;)/アレー

筆記の回答ではないから答えを書くのに楽だったけどさサ、
鉛筆転がしても・・・・物理のテスト30点くらいだったさ。

テストのあとに、またコカ・コーラもらいに遊び行ったけど、
採点するから入室禁止だって・・・チキショウ!
でも
今思えばその物理の先生ってすごかったのかもしれないナ。
手作りであんなビシバシ物騒な機械を組み立てるナンテ。
JRの自動改札もその後に出来た記憶だしぃ。
あのセンセイが開発した・・・って事は無いと思うケドね。

オイラとコンピュータとの初めての接近遭遇。
コンピューターに興味も湧かなかったって言うより、
すごく遠い存在だったかも。
「使えそうにないナ」が正直かもしんない。
英語も30点くらいだったしぃ~(・_*)\ペチ

その後しばらく、コンピュータには縁がなかったな。
バイクばっかり乗っていたヨ。
・・・25歳ころまでは・・・ね。