虫食い林檎と車のある風景 -13ページ目

いよいよ・・・取付け

「レトロな車ゆえに・・・
 運転席、助手席側のそれぞれのドアの鍵をそれぞれに施錠しなければならない。」
元来「レトロ」として生まれた車なのに・・・との意見もあるだろが、
何より使い勝手の向上と、唯一無二のカスタムとしてやってみたい。
もうパーツも買っちゃった事だしね。
送られてきた機器のチェックも済んで、いよいよPAOに取付ける。
それにしても、繋ぐ配線の多さ。カーナビやステレオの比ではない。
リモコンドアロック・メインユニット
上の写真はドアロックユニットだが、この部品だけで配線は10本以上。
セキュリティ本体はこの倍くらいの本数をパオの配線に割り込ませたり、
カーペット下にはわせなければいけない・・・相当に面倒くさいねぇ。
ま、コツコツと1本ずつやればいつか終わるだろうし。

リモコンドアロック・キーシリンダ
写真の様にパオをバラして、配線を車両配線にパチっとつなぐ。
最近の車の様にエアッバックだのABS(アンチロックブレーキシステム)など、
レトロ故に装備されていないのが幸いか、テキトーに検電テスターをブッスブス刺して
必要な配線を探し当てる。配線接続は意外に早く終わりそう。
セキュリティ本体のアンテナをルームミラーに貼付け、配線処理のため
パオのスピードメーターを外そうとした。あれ?・・・途中でメーターが抜けない。
どうやらスピードメーターのワイヤーが短いから、スポって抜けない模様。
わずかな隙間から、懐中電灯でメーター内部を照らし、ワイヤーの行方を確認する。
おっとぉ、エンジンルームに行っている様子。ボンネットを開けてワイヤーを確認。
エンジン後方のミッションケースにブスリと差し込まれている。
エイヤ!と手を突っ込み、ネジを回すとワイヤーが抜けた。
そのままワイヤーを手繰って、室内側にワイヤーを押すとメーターがポコポコ動く。
うんうん、メーターは外れた。
改めてメーター裏を覗いてみると・・・・配線少ねぇ~。何にも無いよ。さすがPAO。
外したメーターの大穴から手を入れて、セキュリティのアンテナの配線を通す。
大穴の両側にはハザードのランプが鎮座しており、程よく配線を割り込ませられた。
本来であればダッシュボードに警戒用のスキャナを付けるのだけど・・・
パオのダッシュボードって、奥行き10cm程度しかないんだよなぁ。
セキュリティに付属のスキャナって派手に光る分だけデカいし、大げさ。
なんか考えよう・・・・。


こんなもの見つけました。ガソリン高騰の中、本物を持つのは大変。
更に、古いクルマで税金も高いし、車検や修理にお金かかるし。
本当に好きな人や思い入れがないと持っていられない車がパオ。
でも、これなら室内でレトロな車を毎日見られますね。

日産 PAO(水色)

¥1,500
だいだらぼっちヤフーショップ
(数量限定らしい)

集中扉開閉装置→警戒機能付集中扉開閉装置??

自宅にパーツ類が到着後、自動車のバッテリーを外し、それを電源にして
機器の動作確認とシュミレーション。
インターネット等で購入した部品用品(特に格安品)は保証期間が短かかったり、
初期不良のみのサポートだったりと通常の店頭商品と異なる事が多々。
車に取付けが必要だったりする部品、用品は事前の機器の動作確認を。
当たり前の事だが忘れる事なかれ。
何といっても今回の商品は全て日本語の取扱説明書がありません。
1ページ開いてみれば漢字がズラズラズラ・・・・「エ~!!」って感じ。
まぁ、中国製だからしかたがない。
よくよく見れば英語での記載も・・・あるのかな?コレ。
購入した機器の大別は次の様、

セキュリティ本体部・・・リモコン(液晶表示)
セキュリティ本体部・・・アンテナ
セキュリティ本体部・・・サイレン
セキュリティ本体部・・・セキュリティ本体
セキュリティ本体部・・・スキャナ(LED)
セキュリティ本体部・・・各種リレー
セキュリティ本体部・・・ハーネス(配線)


ドアロックユニット部・・・コントローラ
ドアロックユニット部・・・運転席ロックモータ(5本配線)
ドアロックユニット部・・・他席用ロックモータ(2本配線)×3個
ドアロックユニット部・・・ハーネス

パオって車自体は元々が配線の少ない車・・・
運転席周りのダッシュボード内部の空間も今の車と比べれば、圧倒的に少ないし、
何よりもそのダッシュボード周りに鉄が使われている。下手すりゃ配線が切れる?
よく考えて、イメージして配線隠さないとねぇ・・・。がんばろう。


■SF-24 セキュリティフラッシャー 11

¥3,192
簡単に付けられる警戒用のフラッシャー。
暗くなると自動的に動作開始。
4ヶ所の赤色LEDが順番に回転するように光り警戒。
車に与えられた振動を検知するとフラッシュで威嚇。
振動センサーで走行中・停車中」を判断するオートパワーオフ機能。

ダッシュボードに置くだけで、イメージもルックスもアップ。
もちろん、面倒な配線はありません。(ソーラーバッテリー)
・・・・優れモノかも・・・

林檎の中の虫(バグ)その4

今でこそUSB2.Xだとか、シリアルATAだとか、新しい呼び名増える度に
尋常ではない速度でデータのやり取りが出来るコンピュータの環境。
ほんの10年前は最新で現在の10分の1くらいしかデータやり取りが出来ない環境だった。

Performa6220でフルサイズでノンリニアの夢。
Appleからの回答に打ちのめされ、早くも崩れ去るしかないのか・・・
そんな時だった。当時の仕事の関係で「放送機器展」なるイベントに行く機会があった。
昔の話しなのではっきりとは覚えていないのだが、今は亡き「インターウェア」という会社が
自社のキャプチャーボードのデモをしていたのだ。
それは先の記事にも書いたが、オイラが必要としたノンリニア編集で必要なパーツの候補だったが、
「フルスクリーン&フルモーション」にこだわるオイラの選定から漏れたパーツでもあった。
320×240ドットの画像を見かけ上640×480ドットに引き延ばしてモニターに映し出していた。
輪郭はカクカクと角が目立ち、映像に映る電信柱の電線の様な「斜めの線」も線ではなく、
ブロックが細かくつながった様に見える。
実際に画質を見てもやはり「フルスクリーン&フルモーション」には及ばない。
しかし、
パソコンのモニターで見ていた映像を、ビデオデッキでテープに録画する・・・そして再生。
え?と思いながらテレビに映し出された映像から視線を外せない・・・
パソコンのモニターで見た先ほどの映像とは全く違う印象だ。
輪郭は甘めだが、カクカクと角が目立つこともないし、「ブロックが細かくつながった」も無い。
衝撃というには大げさかもしれないけど、ショックだった。そして、愚かだった。
画質や品質といった企画にとらわれ過ぎ、アナログの性質を忘れていたのだ。
「ダビングのエロビデオの画像」の通り、アナログの画像は劣化する・・・
つまり輪郭は甘くなり、細かな部分は潰れて見えにくくなる。当たり前の事。
この「劣化」がうまい具合にデジタル感のある固い映像を丸みを持たせてくれていたのだ。
40型や50型、そこまでの大型テレビで見るなら、ひどい画質に見えるかもしれないが
21型、25型クラスなら十分な画像だと改めて思う・・・

今では「DVDに焼いて」と軽くいえるだろう。
しかし、ビデオカセットが主流の時代。当然、最終の形はビデオカセットになる。
アナログ(ビデオ素材)→デジタル(ビデオ編集)→アナログ(完成作品)
全体を見ずに、つまずいた足下だけを気にしていたが故の時間の浪費。

家に帰り、早速の実践・・・・・ビデオに取り直して再生の繰り返し。
画質には100%納得した訳ではないが、十分な手応えをつかんだ日だった。




林檎の中の虫(バグ)その3

技術的な電話のやり取りで数日を費やしたヲイラ。
メーカーとのやり取りの他に、ニフティサーブというパソコン通信を利用し、
設けられていた「フォーラム」という掲示板に相談したりもしてみた。
そこであるヒントをもらった。
「今のPerformaは、Power PCを積んでいるけど、前の機種より速くない」
そんなはずはない!
だって、CPU(頭脳)も倍近く早くなっているし、カタログでも速いって・・・
 →前機種Performa630 40MHz  新機種Performa6220 75MHz←
ローンを組んでまで買ったのに、前の機種と差がないのは納得いかない。
ムカムカしながらもフォーラムのチャットに参加したり、掲示板を使ったり、
理由を求め続けた。
そして得られた答えが次の様子だった。
「CPUは速くなっても、元のマザーボード自体の性能は全く変わらない」
当時のヲイラには理解ができなかった。というより言葉の意味もわからなかった。
翌日に、 Appleにメールしてみた。これまでの経緯と現状を改めて書いた。
・・・こんどはなぜ電話じゃないかって?だって、うまく説明する自信が無かったから。
数日して Appleのカスタマーサポートセンターから電話があった。
「技術的に無理かもしれません。」とやさしく教えてくれるオネーサマ。
「無理かもでなくて、無理ならナゼ無理なのか、理由を知りたい」と食い下がるヲイラ。
しばらくのやり取り、話しは堂々巡り・・・
「申し訳ないですが、技術的な事がわかる方をお願いできますか?」とヲイラが怒る。
可哀想に何もしていないのに怒られたオネーサマ。本社の技術の電話番号を教えてくれた。
オネーサマごめんなさい。
早速、教えてもらった番号に電話をかけて、事の次第を説明。
Appleで前の機種と新機種それぞれを同じ方法でテストして、結果を教えてくれるとの事。
イライラして荒んだ気持ちも少し和らいだ気がした。
返事待ちの間も、ニフティを利用してMacintosh使いの諸兄にバンバン質問。
・ノンリニア編集には高速な書き込み/読み込みが可能なハードディスクが必要な事。
・Performaシリーズはコストを押さえるため、安価なIDE方式のハードディスクが使われている事。
・Performaに使用されているCPUはPower PCの中でも非力な部類である事。
同時に言葉も沢山学びました。説明を聞いても理解できる様に。
3日程たって、 Appleから電話があった。
「Power PC604というCPUとマザーボード上に有るIDEコントローラチップの相性が悪い」と。
前機種のハードディスク転送速度が最大3.0MB/秒、新機種が最大2.0MB/秒であるとの事。
つまり、画面に画像を表示させたり、画像の処理をしたり、文字の打ち込みその他パソコンの処理速度は
新機種の方が遥かに速いが、データを書き込んだり読み込んだりするのは前の機種の方が速い。
Appleは隠さずにテストの結果を教えてくれた。これは凄い事だと思う。
明確だけど、がっかりする答えが返ってきた。
頭が抜群に良くなっても、身体がそれに追いついていかなきゃ、ダメじゃ~ん!
これって、設計段階のミスではないの?バグではないの?
はっきり言って「返品しろ~!」と言いたい。

Mac Fan iLife’06〈iTunes・iPhoto・iMovie・iDVD・GarageB

¥1,900 株式会社 ビーケーワン
直感的な操作で簡単にクリエートな作品ができるのがMacの魅力。
だけど、本を参考にするともっと素敵な作品に仕上がります。
料理と同じで 味付け&隠し味 が決め手です。

林檎の中の虫(バグ)その2

ようやくMacintoshの操作を覚え、次のステップを目指す。

アナログのビデオ信号をデジタル信号に変更してMacintoshに入力する。
文章にはこんなに簡単に説明できるのに、実際にやるとなると...
この年代に「ノンリニア」なんて言葉も専門家以外使わない。
調べるにしてもインターネットは日本では普及していない。
専門書に近い高額な本を買い、その方法を模索していた。

幸いMacintoshというコンピュータを作っている会社であるアップルコンピュータは
Macの周辺機器を作っている「ほかの会社」(サードパーティ)をとても大事にしている。
その為か、内部のパーツ等はサードパーティより幅広く発売されていた。
しかし価格は高価だった。いまでもWindowsPCのパーツと比べるとMacのパーツは
十分高価だが、それは生産量とMacintoshを所有するユーザーにプロが多かったりと、
作られる作品の「質」を重視する為にパーツにも基準以上の性能が必要がだったからなのかもしれない。
幸いにも我が愛機となったPerformaにもノンリニア編集で必要なパーツがいくつか発売されていた。
最も安いパーツで63,000円ほど、今は亡き「インターウェア」という会社のもの。
1秒間に30フレームでアナログビデオ信号をデジタルに変換して取り込む事ができる。
取り込む画像の大きさは320×240ドット。画像の大きさは決して大きくない。
本来、アナログビデオでは1秒間に30フレーム60フィールドという規格である。
水平解像度は家庭用のS-VHSビデオデッキで400本程度。数値的には明らかに見劣りする。
あこがれの「Amiga]や「MEDIA100」といった高価な機材は1秒間に30フレーム60フィールド、
取り込む画像は640×480ドットで取り込める。
欲を出せば切りがないし、今考えればこの性能でも十分だった・・・
だけど、アナログ世代の悲しさというか、ダビングのエロビデオの画像を知っている世代。
「より高画質」「限りないフルモーション」にこだわってしまった。
「BUG」という会社の「Desk Studio LC Pro」というパーツを120,000円で購入した。
640×480ドットで、1秒間に30フレーム60フィールドで取り込みができる。
このパーツにはノンリニア編集ソフトの「アドビ プレミアLE」というソフトが付属。
すぐに使い始められるというのも魅力のひとつ。
ちなみにLE版は機能限定版として通常版より価格を抑えて販売されていたもの。
それでも40,000円程度していたと記憶する。プレミアの通常版は120,000円だったと思う。
手元に梱包されたパーツが届き、早速Performaを分解し、内部に組み込む。
手持ちのビデオデッキをPerformaに繋いで、ビデオの取り込み作業を始める。
そして、取り込んだビデオのプレビュー(再生)。
・・・・・・・・・コマ送り状態。パラパラとした、明らかに滑らかでない画像。
何度やっても同じ状態だ。試しに取り込み画像を落としてみる。
320×240、フルスクリーンの半分。今度は滑らかに画像を取り込めた。
「なんでだろう?」つぶやく言葉も頭の中もそれだけだった。
「BUG」のサポートに電話し、「Apple」のサポートにも電話。数日その繰り返しが続く。
しかし、「BUG」はビデオの技術(ノンリニア)の事を話し、「Apple」はコンピュータの話し。
話しは共に技術的な事であるのだが、その内容は一向に交差しない。・・・困った。
知識的に壁にぶち当たり、今回はさらに電話のやり取りで精神的にも果ててしまいそう。
「フルスクリーン&フルモーション」はやはり夢なのか・・・

今のAppleコンピュータでは、デジタルビデオカメラをケーブル1本でコンピュータで繋ぎ、
取り込みも簡単で、コンピュータの内部で簡単に編集、さらにDVDビデオも作成できる。
編集やDVD作成ソフトもパックになっていて価格も考えられないくらい安価。
Macintoshを持っていても、活用していない人!
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